アニマルセラピー

ご家族の中には

面会時に愛犬や愛猫をお連れになり

入居者の方との触れ合う時間を作られます。

かつて一緒に暮らしていた動物だけに

入居者の方の反応はほほえましい限りです。

ここの施設が大切にしているのは

入居者の自然な心の動きです。

”心を揺さぶるイベント”を意識的に取り組んでいます。

そして

現在定期的にアニマルセラピーを実施しています。

今回は2時間以上をかけて

順次交替しながらたっぷりと触れ合っていただく企画です。

寝たきりの方々もリクライニングシートを使ってご対面。

それはそれは楽しみになさっていらっしゃいます。

かわいい仲間は小型犬と親子のモルモット君。

入居者の方々の目じりが下がったかと思うと、

やさしく撫でながら、包むように懐に抱かれます。

海外で見学した老人ホームでは

かつて自宅で暮らしていた猫と入居され、

当たり前のように入居者のベットの上で丸まっていました。

家族と過ごせない現実の中、

入居者本人の歴史を知っているペットこそが

大きな存在であることを

力説されていた施設管理者を思い出します。

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交流分析セミナー 第1回

所属している産業カウンセラーが

主催する交流分析のセミナーが

スタートしました。

毎月1回の10回シリーズです。

交流分析(TA) Transactional Analysis

TAは心理療法の一つとされ、

人間行動のひとつのまとまった理論とされています。

要するに理論を通して自分を見つめる手法です。


TAの扱う領域は、人間の行動、思考、感情、態度です。
 
私達は、自分の行動のしかた、ものの見方や考え方、

感情の持ち方、反応のしかた、取り組む姿勢、

に気づくことによって

自分の生き方を変えることができると言われています。

そして最終目的は、

個人の自律性(感情、思考、行動に責任がもてる人)

を高めることです。

私の仕事において重要とされている内容の一つが、

現場職員からの相談や定期の面談です。

個人と向き合い、感情、思考、目標の整理をおこなう

ことがとても大切なプロセスです。

今回のセミナーは、
 
私自身の理論立ての機会だと捉えています。

第1回目は自分の現実の自我状態の姿を知る

エゴグラムを実践しました。

”なるほどと思う自分”と”意外な自分”が現れていました。

特別養護老人ホームの見学

本日は大阪にある

社会福祉法人 幸聖福祉会が運営する

特別養護老人ホームを見学させて頂きました。

センター長である乾さんのご案内は

分かりやすく、施設の特徴がとても良く伝わってきました。

普段現場で頑張っている職員の働きを

分かりやすく伝えられる管理者は

現場の現状・成果を正確に捉えている証!

数値と現場が見えているからこその運営工夫が

参考になりました。

また15年が経過した施設にも関わらず、

とても明るい雰囲気が伝わってきます。

開所時から”人が過ごす生活空間”へ

意識を向けてきた結果だということです。

ペイントは美大生とのコラボ作品。

あでやかなカーテンは入居者の投票で決まった

そうです。

単色カーテンも含め数点の中から支持された理由は?

色彩心理に注目、高齢者だからシックな色って答えは

ありませんからね。

すばらしいのは入居者の投票で選ぶ視点です。

使う人、主役は入居者であるということです。

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私のおばあちゃん

五感で感じるのどかな田舎風景

小学校時代の夏休みをまるごと過ごした

日本海の海風が懐かしさを誘います。

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でも私にとって一番やすらげるのは

おばあちゃんの笑顔です。

小学校のころ、

泣いて帰った私に、

「負けて勝て」と励ましてくれたおばあちゃん。

今でもこの言葉を思い出す場面があります。

すると自然に物事を冷静に公平に見れるんです。

こんな教えがMyハートには沢山あります。

そして今もなお、

104歳の小さな体が教えてくれます。

”心”はこうあるべきだよって。

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設計の打ち合わせ

設計の方をはじめ施設関係者とともに

話し合ってきた施設設計。

50項目以上の検討を経ていよいよ大詰めです。

洗濯エリアと入浴エリアは

運営と大きく関わってくる部分だけに、

ユニットケアにそった運営の考え方を

見つめての話し合いとなります。

地域交流センターの存在意義は?

思わず引かれ寄りたくなる空間とは?

文字通り地域の方々に活用されるには?

答えは活用される方々の中にあります。

地域と入居者が主役。

どちらも ”与える” より ”引き出す”

が基本だと思います。