ホームがオープンして
五ヶ月が経過しました。
「食後は入居者の皆様が
すぐに居室に戻られて… …」
そんな素朴な悩みが
会議の議題に挙がったのは
先月中旬でした。
もちろん入居者の方に
無理にとどまって頂こうと思う必要はありません。
ただ普通在宅で生活していたなら、
きっと近所の方々との間で
色々なお話しが繰り広げられているでしょう。
自然に
「まだもう少し座っていたいな」
そう思っていただける空間が無いのは??
と気付き始めたサインです。
要するに”心地よい居場所”です。
2週間後・・・
ご婦人方のコミュニティーができていました。
お話しする方もいれば、
テレビを観ている方、
お茶を飲んでいらっしゃる方と。
1時間ほどの間に
誰かれとなく自然に居室へ戻っていかれます。
今日も、また新しい入居者の方が加わりました。
お互いの存在力の大きさを実感いたします。
「できてきたね」と職員に声をかけると、
うれしそうに次の創作物の下準備を始めています。
コミュニティー形成の材料の一つです。