オープン半年が経過し、
半年に1回の運営懇談会を開催致しました。
他の施設同様にオブザーバーとして参加し、
総評を述べさせていただきました。
初めての運営懇談会とあって、
前日と当日午前中の2回、
参加者メンバーで読み合わせを行った上での
本番です。
今回は老人ホームの火災事件をうけて、
火災対策への質問を挙げられる事が
容易に想像できた為、
事故対策委員会を中心にホーム独自の
避難訓練に対する考え方を
報告させて頂きました。
年2回の避難訓練だけでなく、
毎月ミニ避難訓練を実施します。
活動可能な入居者の方々にも
それぞれに図面を配布し、
避難ルートの確認などの
習慣付訓練計画をお伝えしました。
質問はあったものの、
対策にはご納得頂けたようです。
また、
差し入れと食中毒の関係について
お話しさせて頂き、
新鮮なもの、一人が食べきれる量などの、
協力をお願い致しました。
ご家族の中には、
食事の持込など制限すれば、
職員が運営し易いのでは?と
ご提案くださる方もいらっしゃいます。
協力するよとのありがたいお言葉ですが、
その”運営のし易い状況”の裏には、
食べたいものを我慢する
入居者の方が出てきます。
ホーム側都合の、
決定事項先行型運営ではなく、
利用者の協力や理解を得た歩み寄り型運営は、
ひと手間もふた手間もかかりますが、
ここなら居てもいいと思える居場所に
なるのではないでしょうか。
別のご家族からは、
内服薬の取り扱いが丁寧で安心できる点や
各担当者が毎月書く、
ご家族への手紙などについて、
お褒めの言葉を頂きました。
職員にとって励みと責任を感じた2時間となりました。