介護職員の入社研修

今回は介護職員の入社研修です。

2名は1週間前に入社しており、

すでにOJT研修がスタートしております。

1名は6月より入社予定の3人です。

ヘルパー2級を取得されたお一人が

実習の経験をお話しされました。

トイレに座っていた入居者の方が、

ベットに戻して欲しくて、

何度かナースコールを鳴らされていたそうです。

食堂にいた介護リーダーの方が、

「ちぇっうるさいな・・・」と一言。

ものすごくショックを受けたとのこと。

本日の研修を受けながら、

そんな違和感が解けてきましたと

あらたな気持ちになって頂けたようです。

タイミング良くお話が出来て良かったです。

出会った人、

就職した先によっては、

福祉のイメージをそのままに、

去っていかれる方もいらっしゃいます。

残念でなりません。

もう一人の方の研修報告書には、

今日のお話を楽しみにしておりましたと。

先輩職員より絶対に参考になるよと

言われていたそうです。

先輩職員も同じ気持ちを

引き継いでくれているんだと

うれしく思いました。

1年の契約を終えて

空港まで施設のホーム長が送って下さいました。

大阪に帰る飛行機に搭乗しながら

思い返しておりました。

図面からスタートし、ホーム長と挨拶を交わし、

業者の方々との数知れぬやり取り、

職員の採用、

運営スタート、

そして毎日起こるリアルな課題解決・・・・

そんな1年を経た結果、

入居されている方々に実感していただける

”特徴ある施設”が誕生致しました。

現在は口コミ、紹介の域に入ってきております。

そして、

心温まる送別会を開催して頂きました。

オーナーからは、

「単なる施設ではなく、

想いが形になった施設だ」と感謝のお言葉を頂き、

スタッフからは、

「守って成長していきます」とお約束頂けました。

目指すべきものがブレなければ、

その先には皆さんの満足があります。

そしてなにより

入居されている方々の

真からの笑顔に出会えます。

関係するすべての皆様、

1年間の共同作業についてきて頂き、

本当にありがとうございました。

入居者との共同作業 小さな美術館

2日がかりで介護付住宅の廊下が

美術館に変身しました。

地元出身のイラストレーター

松田けんじ氏の作品50点余りを展示。

入居者の方には懐かしい

昔の風景や遊びなど

ほのぼのとする

イラストで

懐かしい話題に花が咲きます。

現在の作品を2ヶ月間展示した後は、

作品を変更し、

”新庄祭り”バージョンへ。

ここからがミソ!

一般公開では、

志願して下さった入居者の方々に

受付や案内をして頂く予定です。

職員より臨場感ある解説を

されること間違いなしです。

住宅全体で

地域へ貢献していけたらと思います。

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初の運営懇談会

オープン半年が経過し、

半年に1回の運営懇談会を開催致しました。

他の施設同様にオブザーバーとして参加し、

総評を述べさせていただきました。

初めての運営懇談会とあって、

前日と当日午前中の2回、

参加者メンバーで読み合わせを行った上での

本番です。

今回は老人ホームの火災事件をうけて、

火災対策への質問を挙げられる事が

容易に想像できた為、

事故対策委員会を中心にホーム独自の

避難訓練に対する考え方を

報告させて頂きました。

年2回の避難訓練だけでなく、

毎月ミニ避難訓練を実施します。

活動可能な入居者の方々にも

それぞれに図面を配布し、

避難ルートの確認などの

習慣付訓練計画をお伝えしました。

質問はあったものの、

対策にはご納得頂けたようです。

また、

差し入れと食中毒の関係について

お話しさせて頂き、

新鮮なもの、一人が食べきれる量などの、

協力をお願い致しました。

ご家族の中には、

食事の持込など制限すれば、

職員が運営し易いのでは?と

ご提案くださる方もいらっしゃいます。

協力するよとのありがたいお言葉ですが、

その”運営のし易い状況”の裏には、

食べたいものを我慢する

入居者の方が出てきます。

ホーム側都合の、

決定事項先行型運営ではなく、

利用者の協力や理解を得た歩み寄り型運営は、

ひと手間もふた手間もかかりますが、

ここなら居てもいいと思える居場所に

なるのではないでしょうか。

別のご家族からは、

内服薬の取り扱いが丁寧で安心できる点や

各担当者が毎月書く、

ご家族への手紙などについて、

お褒めの言葉を頂きました。

職員にとって励みと責任を感じた2時間となりました。

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さて、その時間をどうする?

関係の特定施設では、

午後になると、

多くの入居者の方々が

楽しみにされている時間があります。

皆さんが降りて行かれる

行き先には、本場さながらのカジノコーナー

が活気付いています。

単なるゲームだけでなく、

生活のあらゆる場面に

ホーム通貨を稼ぐ仕組みが

仕掛けられています。

おみごと!!

そんな工夫の甲斐があって、

逆にフロアに残る職員に

余力が生まれてきます。

さて、ここでもう一工夫!

職員の余力をどのように活用するのか?

目に見えない入居者の財産です。

ここは管理者が目を光らせるところです。

あらまあ・・綺麗

桜の季節が過ぎ、

さくらんぼの時期には

いま一つ早い山形ですが、

長い長い冬を超えて

迎えた春景色・・・・

見慣れたデイサービスの

フロアに訪れると、

幅広に取られた窓側の景色の美しいこと。

先日まで雑然と荷物が置かれていた場所、

前月のアドバイスをもとに、

綺麗に片付けられていました。

テーブルが置かれ花が飾られて、

ふと目を引く一角。

なんとこのフロアの顔が

ここにあったんだと、

改めて気づいた瞬間です。

思わず部屋の中央にいらっしゃった

ご利用者の方々に声をかけて、

テーブルの周りでアクティビィティを再開。

一枚の絵画のように見える山並みの景色に、

利用者の方が思わず、

「ここから見ると綺麗な景色だね」と。

木洩れ日が互いの笑顔を引き立てます。


いつもの見慣れた風景も、

見方を変えれば新鮮に映るものです。

アクティビィテイの内容はもちろんですが、

”雰囲気作り”

演出も大切なポイントです。