え~それはないでしょう

JR駅の階段を登っていたところ。

よいしょ、よいしょ・・・と

上から背中の曲がった高齢者の方が、

ご自分のシルバーカーを片脇に抱え、

一生懸命降りてこられました。

一歩・・・一歩・・・

歩く度にシルバーカーが

前後に動きます。

たくましいな・・・そう思いながら、

声をかけようか考えていた一瞬に、

駅員さんがおっかけてこられました。

「さすが!」と思ったのもつかの間、

「お客さん、お客さん・・・

他のお客さんに迷惑ですよ

持ちますよ」

え~~~それはないでしょう。

私の中では

「お客さん、お持ち致しましょうか」の

ストーリーが出来上がっていただけに・・・


この駅員さん・・・寂しい人だな・・・

と残念に思いました。