「移り住む住まい」
~安心な住まいから介護付住まいまで~
今回は新しい住まいの紹介をさせて頂きました。
2003年 厚生労働省老健局長の私的研究会
である高齢者介護研究会の報告書
「2015年の高齢者介護」
にも書かれていましたが、
自宅、施設以外の多様な「住まい方」の
実際を含めてのご説明でした。
ポイントは「馴染みの場所」です。
近隣の方は大きくうなずいていらっしゃいました。
個人で担当させて頂いていた方が亡くなられ、
はや2ヶ月が過ぎようとしています。
「この子がいる間は死ねないね」
「そうですよ、だから長生きして下さい」
そんな日常の会話を思い出した1日となりました。
何よりも猫の事を気にかけておられ、
入院先でも治療に専念できないくらいでした。
私がアニマルレフュージ関西の存在を知ったので、
ご本人に報告するととても喜ばれていました。
即決でご自分の残余財産をここに寄付したいと
希望されました。
ご自分の猫に限らず、世の中の猫ちゃんの
役に立ちたい・・そう思われていた方でした。
そんな遺言を作成したのが1年半前。
そして現在私の最後の仕事は、
猫ちゃんの新生活をこの目で確認して、
墓前に報告させて頂く事です。
大阪能勢町の山奥・・・探して探して。
とにかく”行って良かった”の一言です。
動物達に限りない愛情を注ぎ、
お世話をしている沢山の関係者。
我が子のように動物達と接していらっしゃいます。
お願いした猫ちゃんも新しいお母さんに
慣れて表情も穏やかになっていました。
その姿を見て思わす涙が込み上げてきました。
脱帽です。
これだけの動物をお世話をしようと思ったら、
運営費は大変なものです。
動物を飼うという事の責任を痛感させられました。
私は故人の遺志を実行させて頂く立場として、
今回こちらに遺贈できる事に感謝しました。
ここなら生きたお金の活用をして下さると
実感したからです。
故人が望んでいた事がそのまま実現できると
感じたからです。
早速、本日墓前に出向き報告しました。
猫ちゃんが元気に生活している事、
そしてもう一言伝えました!
「あなたの人生、今もって粋ですね」
大阪・神戸=新型インフルエンザ
のイメージがありましたが、
ピーク時期が過ぎ少しホッとしております。
もちろん老人ホームに出入する私としては、
マスク着用を意識しておりましたが、
もうひとつ!
他府県の一般の会社へ行く場合も同様でした。
これはエチケットの意味も含めてです。
自分は大丈夫だと思っていても、
お相手の方が気にされると気の毒ですから。
中には入口で体温チェックされる会社もありましたが、
昨日はそれも解禁になってました。
今年の冬にくる新型インフルエンザこそ強力?とか。
今から準備しておきたいところです。
「備えあれば憂いなし」です。
とにかく、やれる事はうがい・手洗い・マスク!
老人ホームでは当たり前の光景です。