防火管理者講習会終了!

7月19日20日と防火管理者講習会へ参加してきました。

特定の施設に所属していないのに何で必要なの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
理由はコンサルタントの立場だからこそ必要なんだと言えるでしょう。

老人施設を総括していた時代は、防火管理者を選任しその方に火災対策の一切をお任せしておりました。

最低年2回(うち1回は夜間想定)の防災訓練が必要です。
今振り返ると当時の訓練は消防署の期待以上だったと思います。

消防署に協力いただきハシゴ車の出動、地元の消防団や近所の方々の参加(連絡網に参加)、仮本部である駐車場には本部長の私のところへ次々と非難誘導完了の報告が入ってくるなど活気あふれる訓練でした。

また比較的お元気な方が入居されているケアハウスについては、毎月1回防災訓練が行われていました。
非難リュックの中身点検や非常階段からの脱出など、やる事が当たり前のように皆さん積極的に参加されていました。
「階下の特養や老健の方々は動けない人が多いから、私達は自分の事くらい自分でやらなかきゃ」とおっしゃって下さっていました。

現在コンサルタントで関わらせて頂いている施設においても、防火管理者講習会に参加してもらい、やる気のあるリーダーによって年2回の防災訓練が行われています。

そんな状況下で、ふと自分を振り返る機会がありました。
「次回はこんな訓練をします」と報告を受けても、深くアドバイスが出来ない自分を発見。

具体的な消防関係法令とは?
火災に関する統計は?
防火管理の意義は?
防火管理の具体的制度とは?
一つ一つの訓練の目的は?
建物の動線と訓練想定のバランスは?
火災の基礎知識を本当に知っているの?

任せていた時代はそれで過ぎてきただけのこと。
今回もまた防火管理者経験がある職員がいたなら気がついていなかったかもしれません。

しかし現在は、経験の浅いリーダーが一生懸命に任務を果たそうとしてくれている段階です。
机上論コンサルティングは私のスタイルではありません。
活きた助言をする為には・・・・

改めて学習して良かったと思っております。

休み時間も帰りも質問だらけで先生に迷惑がられていたかもしれません(**)
先に実践経験があっての理論付けのため、前から疑問に思ってた事も盛りだくさん。
消化不良が解消された感じです。

聞ける人がいるというのは心強いと実感します。
コンサルタントである私もまた頼れる存在であるべきだと思いました。

さっそく気がついた事を整理しています。
次の防災訓練にはしっかりと助言させて頂きますね。

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京都祇園祭

祇園祭は八坂神社の祭礼で、大阪の天神祭・東京の神田祭とともに、日本三大祭のひとつです。

その歴史の長さ、豪華さ、また祭事が1ヶ月にわたる大規模なものであることで広く知られています。

およそ1100年前、神泉苑に日本全国の国の数に準じて66本の鉾を立て、祇園の神を祀り災厄の除去を祈る祇園御霊会を行ったのが始まりと伝えられています。

高さ25mにもなる「鉾(ほこ)」や「山」は各々を担当する町がそれぞれ大切に保管・整備されているそうです。
財産評価が話題になっており、高額なもので3億とも言われているものもありどのように保管されているんだろうと不思議でした。

またこれらは単なる伝統やしきたりだけではなく、京都市民の独立自営の象徴と聞いて歴史の中での絆を感じいりました。
戦乱や焼亡をのりこえてきた町衆の、かたい結束と富と誇り・・・・
江戸時代から現在そして未来へと続くのでしょう。
ジっと巡行を見つめていると、江戸時代の人が見えたり、まだ見ぬ先の未来人が見えたりしたのは気のせいでしょうか。
神秘的な感じさえしました。

知人が毎年予約しているという日本料理店。
ガラス張りの4階から、これぞ動く美術館!を実感しました。

先頭は長刀鉾(なぎなたほこ)/32の山鉾中
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回を重ねたベテランさんと普通の人の違い?? 休んでいる時も大サービスのおじさん!カシャ!!Photo_30

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