本日は、会社説明会の参加率を劇的にアップさせる手法と題して、株式会社ポジカルが主催する仮想空間セカンドライフの説明会を聞かせて頂きました。
第一部 セカンドライフの可能性
「バーチャルワールドが変える対話」
経済産業省 産業クラスター計画・ネオクラスター
推進共同体 IT系コーディネーター
バーチャルワールド研究所所長 足立明穂氏
「就活テーマパーク”ポジカル島”の活用法と実績」
株式会社ポジカル 代表取締役 白井幹人氏
第二部 実演!セミナー会場とセカンドライフ会場をつないでパネルディスカッション!
セカンドライフとは、コンピューターの中にある仮想空間で、3Dを舞台にバーチャルワールドが繰り広げられており、リアル世界顔負けの空間です。
ユーザーである自分の分身はアバターと呼ばれユーザーが自由に設定できます。
自分が付けたアバター名で活動するので、現実は誰かはわかりませんが、空間の中で人と知り合ったり、就職したり、物を買ったり(通貨がある)、生活したり、時に結婚したりすので、だんだんそのアバターに個性が出てくるそうです。
またへんな事をしたら仲間から総スカンされ孤独になってしまう為、自制も働く世界でもあるそうです。
このセカンドライフを活用して、就職活動を支援しているお話を聞かせていただきました。
現在、大手企業も優秀な人材確保にさまざまな工夫を凝らしています。
いち早く、できる限り分かり易く、そして継続的に自社の魅力を発信し続けて、本就職に繋げていきたいと思考をこらしている時代です。
今回の現役大学生のパネルディスカッションを聞いても、早い方は3回生から情報収集をされ、4回生に混じってインターンシップを受けられるそうです。
先をいく企業では、セカンドライフ内でインターンシップ・セミナー・就職説明会などを開催しているとの事。
就職担当者に実際に会って聞きにくい質問などが出来る為、より具体的に企業を知る術にもなるそうです。
実際の工場や事務所、働いている方の顔写真や座っているデスクまで再現して現実が体感できるようになっています。
まだリアルで面談してもらうほどではないけれど興味がる会社だな・・・・
興味はあるけれど遠くて費用もかかるので行けないな・・・・ などなど
学生にとって、就職活動上、あるところまではとても有効的なツールだとディスカッションされていました。
最後の面接!これだけは相手を知る、自分を知ってもらう意味でもやはりリアルであるべきとのご意見も。
あらゆる企業がどんどん新しい発想を持って人材確保に総力を注いでいます。
人材不足と嘆いても誰も助けてくれません。
自らが魅力作りを行い、それを分かり易く伝えていく努力をするしかない!これが当たり前の姿勢です。
福祉業界では・・・・
新聞広告、フリーペーパー、落ち込みチラシ、看板、学校周り・・・・
制度や給料だけの問題でしょうか。
自らの職場や職業の魅力は伝えきれているのでしょうか。
もっともっと脳に汗をかいて考えるべきだと思いました。
愚痴をこぼしていても明日はやってきます。
頼りにしてくださるお年寄りが現れるのです。
待ってくださいとは言えません。
だからこそ、考えて考えて考え抜く・・・・
業界にいる私達の発想も今一度見直す必要があると感じている今日この頃です。