H.C.R.2024 第51回国際福祉機器展&フォーラムにて講演終了

150名以上の方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。

この日はちょうど朝のニュースで、御巣鷹山のジャンボ航空機事故から38年の教訓が、今年の羽田空港で起こった火災事故で乗客乗務員全員救出と繋がっていると聞き、まさにこれだと思いました。

私が講演することで、介護事故を減らすにはどうすべきか。
それは方法論を語ることではなく、人間の本質に基づいて再現性のある関わりを、各事業所のリソースに合わせ考えて実施すべきであることをお伝えしました。

自己を経験だけに終わらさず、組織の教訓として得たものを継続的に取り組み続けて頂きたいと思います。

仙台旅行

また一つ母との思い出づくり。
親子3人で仙台旅行。

空港到着後、レンタカーで一路日本三景松島めぐりと国宝.瑞厳寺へ。
早々母の心は踊ります。

翌日は、平泉の中尊寺,弁慶堂、本堂、金色堂、白山神社を巡りました。
奥州藤原氏の本拠地であり、源義経、弁慶の主従終焉の地。
以前に訪れた事のある母が詳しく解説してくれます。
17:00が過ぎ、辺りは暗くなりましたが、弁慶の墓を訪れ、義経の妻子の墓、義経の供養塔に訪れた時は真っ暗、携帯の光を頼りに訪問しました。

最終日は、蔵の町並み村田町へ。
室町,江戸の商人の活気が伝わってくるようです。
建造物の説明を受け、鳥取の町並みに似てると懐かしんでいました。

夜は、牛タン、生牡蠣、ワイン、シャンパン、日本酒、何でも美味しいと堪能してくれる母。なんと最終日はゆっくりし過ぎて、空港到着がフライト30分前、ギリギリ、母曰く、スリル満点で全く!!と。
共に過ごす今この時の思い出だけは、私たちの中から消える事はありません。

H.C.R.2024 第51回国際福祉機器展&フォーラムにて講演

10月2日~4日 セミナ-講師として講演させて頂きます。

10月2(水)15:00~16:00
「介護現場のリスクマネジメント~事例から学ぶ事故防止対策~」

事故は、同じようで同じじゃない、事業所の資源が違うことをふまえお話しさせて頂きます。 ぜひご来場、ご受講ください。

[受講料:無料(事前申込制)]
・会場:東京ビックサイト
・セミナー情報の詳細、お申し込みはこちら 予約よりどうぞ!

CareTEX大阪2024 講演

大阪ケアウィーク’24 10月9日~11日

今年も、専門セミナー(経営者向けコース)に登壇します!

10月9日(水)10:00~11:00
「経営者必聴!介護コンサルタントが問題解決に至るまでの思考とプロセスを“マル秘”公開」

経営者様が、自分に問い考えて頂く時間です。 ぜひご来場、ご受講ください。

[受講料:無料(事前申込制)]
・会期:11/29(水)~12/1(金) 9:30~17:00
・会場:インテックス大阪 ・主催:ブティックス(株)
・セミナー情報の詳細、お申し込みはこちら 予約よりどうぞ!

父を通して学んだこと

本日は、個人的な内容ですが、私の感じた大切なことをシェアできたらと思い書きます。

5月29日に父が永眠いたしました。
87歳でした。
胸部大動脈瘤の破裂は宣告されており、2年前から覚悟しておりました。医師が珍しいと言ってくださるほど、発作の症状が最小限で、家族との穏やかな会話の時間が持てました。
17年前、起業する上で、いつかくるこの時のために、大阪へ拠点を移しました。毎夜、入浴介助と就寝介助に実家へ通う日々を3年過ごしましたが、介護が嫌だと思った事は一回もありませんでした。むしろ、この時間がいつか無くなってしまうんだなぁと、それを覚悟していましたが、今回現実を迎えました。
最期の瞬間に立ち会う事ができ、私自身が納得できました。
多くの関係者の皆様に感謝申し上げます。

今でも定例の時間帯に実家に行くと、無意識に腕時計を外している自分がいます。入浴介助の事前手続きを身体が覚えているのです。こんな瞬間にあの時の当たり前が、かけがえの無いものであったことを実感します。

今回、介護をする一人の家族として、介護とは何か、生きるとは、生き切るとはどういうことか、それと向き合い自身はどう変わっていくのか、自分の中のあらゆる価値観に触れました。

そんな自分の気持ちを素直にケアLabに綴っています。

テーマ2:パパの介護
第1回~第6回は、父の介護エピソード、介護への価値観第7回~第19回は、救急搬送、父の死への覚悟、旅立ち、私達

テーマ1:ママの医療
2か月前、母にも大きな病気が見つかりた。死生観、心のうつろぎ、家族の思い、知人・友人・関係者の存在で前向きに向き合っています。

それぞれの関わりは、私にとって、私しだいで、事実の意味づけを変えていけることを体感しております。

関係人口とは

関係人口とは、特定の地域に継続的に多様な形で関わることです。

この言葉を繰り返し発言し、関係人口を広げていこうと実行されているのが、安芸高田市の石丸市長です。

市の活性化を考える際に、移住してもらう対策より、関係人口を増やすという現実的な対策が重要であり、その一つが伝統芸能を県外で披露し安芸高田市を知ってもらい、さらに外需に繋げていくことだと言われていました。

その一つとして、大阪府茨木市のおにクルのオープニングイベントに安芸高田市の神楽講演が開催されました。

講演を観た母が喜こび、懐かしんでいました。
「幼いころ母親がよく出雲神楽に連れて行ってくれた」
神楽には、出雲流など種類があるそうです。
来年も開催されるなら、観てみたいなと。
このようにして、関係人口が広がっていくのだと実感しました。

新たな看護部門を目指して

本日は、看護部門へ研修かつ今後の方向性の打ち合わせを行いました。

特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームには、看護師の配置基準があります。今回の介護報酬改定においても、医療が必要な高齢者の状態を観察し、嘱託医と連携し、必要に応じた搬送や看取り期への対応など、医療と介護の連携の要に位置付けられています。

しかし、施設に看護師が配置されているメリットとは、それだけでしょうか?

本来看護師に期待したいのは、日常の様々な視点を基に、いかに健康でいられるかへと導いてくれること、介護職員を含めての先導役です。

そのために重要なのは、アセスメントの視点です。(ある物事が周りの人やもの、環境に及ぼす影響について、事前に調査し、評価することを指す。)

例えば、単に薬を間違えないという「配薬業務」に留まらず、必要以上の薬を服用していないか、転倒、ふらつき、不眠、活気などと副作用の兆候はないか、下剤は本当に必要か?そもそも水分量は足りているのだろうか、排便スタイルは保たれているのか、食事形態は今のままで良いのか、そもそも咀嚼する歯や口腔内は手入されているのか、立位が可能なのに寝台浴?などなど。

施設の誰かが、このように専門的、多面的、総合的な視点で関わってくれたら、施設全体の質が高まります。今回はここの見直し、振り返りを行い、看護師への期待を共有し、今後の打ち合わせを行いました。

介護報酬改定セミナー一段落

2024年度の介護報酬改定セミナーを実施させて頂きました。

2024年1月26日に総合的な内容から始まり、特養・老健特化、特養特化、日総研の動画撮影などを実施しました。

後半になるほど、同時改定である診療報酬との整合性が明らかとなり、医療部分の説明に比重を置きました。

生産性向上やLIFEの狙いを正しく理解し、今からその準備に入って頂きたいと思います。

ダイジェスト版を掲載しております

2023年 看護大学1年生

~コミュニケーション研修~

4月入学後早々に、医学知識をシャワーのように学び始める皆さん、「もう、一杯一杯~」という声も聞こえてきました。確かに私もそうでした。

そんな中、今回は看護師として必要なコミュニケーションの講義を実施させて頂きました。コミュニケーションのスキルをお伝えするには限界があり、体感、体感、また体感の中で、ほんの少しでもコミュニケーションの本質に気がついていただけたらと思います。

終了後のアンケートでは、いろいろな発見があった様子が書かれていました。
今後、ふとした瞬間に意識する、立ち止まる、そんな機会が増えると、コミュニケーションに広がりが生じます。

まずは、まだ話したことがないというクラスメートもいる段階ですので、知り合う機会にもなりました。
是非、関係を広げていってください。