テーマ1 ママの医療
【第19回】クルージング旅行(出発編)
まるで一つの街
いよいよ日本一周旅行の船旅が始まりました。
東京の港から出発で、夕方大きな荷物を持って乗り込みました。
広い船内は、どこまでも続くアーケードが目に止まりました。
天井を見上げると、時間によって映像が移り変わります。
アーケード下は煌びやかで、時計やジュエリーなどのブランドショップが並びます。
中央には、ガラスの螺旋階段が左右に位置し、写真スポットになっています。
船内は、20箇所ほどのバーやラウンジがあり、アルコール・ソフトドリンクが飲み放題。
ジム、プールやジャグジー、エンターテイメントなどが揃っています。
毎晩メインレストランでは、、コース料理が準備されています。
コースに飽きた人は、ビュッフェで好きな物が食べられます。
朝食、昼食もビッフェ、日本食も準備され、好みに合わせてチョイスが可能です。
要するに、早朝から夜まで、食べたい時に食べられるのです。
乗客数約3600人、乗務員数役1500人、合計約6000人ほど。
まるで大きな街が移動しているようです。
過ごし方
寄港する日は、1日現地を楽しみます。
船で過ごす日は、さまざまなイベント、ジム、プールなど選択が可能です。
毎夜異なるエンターテイメント、あらゆる催しやショーが準備されています。
ミュージカル、ダンス、ソングと、普段では触れない非日常が広がります。
お部屋
バルコニー付きのお部屋は、約17m2、バルコニー4m2で2ベット。
ちょうど高齢者住宅の一人部屋ほどです。
外国船のため、ベットも便座も少し高いところが気になりました。
母などは、背が小さいので、よいしょって感じです。
窓の向こうには、広大な海が広がります。
夜空を見上げ、海風にあたるこの体験は特別です。
船の動きと同化して、時の流れで動いている感覚です。
夜風に触れながら、頭に浮かんだのは・・・・
「パパがいなくなり、ママとの時間が今なんだよな」
毎年母と海外旅行に行ってた時には、感じることのなかったしみじみさです。
時が永遠でないことを改めて実感します。
これは、エンターテイメント満載の非日常に身をおくことで、そのコントラストがより明確に感じるのです。
今、この時を止めることはできない、だからこそ、今を体験するのです。