指導の本質

老人ホームの相談員と関係者との折り合いが良くありません。
具体的には、関係者と相談せずに先走る相談員の個人プレーにあるようです。
相談員の本分は、調整力を発揮し速やかに入居へ繋げる事です。
運営上、調整シートを活用した相談システムが確立されていますが、相談員は、そのシステムを無視し、関係者ともめるため協力が得られないのです。
管理者は、本人の言い分を聞いた後で伝えました。

×:行動結果に焦点化

「結局君の勝手な判断でルールを守ってないだけじゃないか」と注意しました。

○:行動を分類し焦点化

「君にも言い分はあるが、相談システムへの改善意見を持っているのと、システムを守らない事とは全く違う次元の行為である」とルール違反へは厳重に注意をし、その後話し合いに入っていきました。