活性化した委員会

毎月開催されている事故対策委員会は形骸し、本当の意味で機能していないのです。

× : 活性化していない委員会

いくつかの事故報告が現場から挙がってきました。事故発生時の「連絡フローマニュアル」が電話側の壁にぶら下がっています。しかし入退職者の出入りが頻回で、連絡の手順を知らぬまま事故に遭遇してしまうケースがあります。
また、転倒防止に必要な対象者にはセンサーマットが使われています。誤作動の防止のため、訪室時にスイッチを切ると退室時にスイッチを入れ忘れるのです。

そこで委員会では、目視カードを使用するルールを加えました。しかしルールを守らない人が結局事故を起こしてしまうのですが、委員会では現状報告がなされ「各フロアでルールを守って頂きましょう」と確認するに留まっています。

○:活性化している委員会

その状況に危機を感じた管理者は、自ら事故対策委員会に出席し委員に問いかけました。「それぞれが捉えている事故対策委員の役割を聞かせて欲しい」と投げかけ、管理者自らも組織として位置付けている重要性や期待について説明しました。
その後改めて、「事故を減らす事を使命とした場合、今以上の対策は考えられるだろうか」と投げかけたのです。

その後委員会では、各フロアに協力を願い、事故対策の重要性を周知すべく、全員が参加できるよう数回に分けて勉強会を開催しました。特に「連絡フローマニュアル」については小テストを行うことで、職員の意識が高まり、その後の伝達が徹底して行えるようになったのです。
また、ルールを守る意識を高めてもらおうと、毎月統計を取り各フロアへ配布しました。根気よくフロアカンファレンスの議題に提示することで、職員同士が注意し合うようになりました。