トラの置物が披露されていました。
ん~存在感がありますよね。
ダンボール → 新聞 → 白紙
→ 綿 → 色塗り → 目にビー玉を入れて命吹き込む
ふっと横壁を見て思わず。
「へ~これダンボールを細工したの?」
これまた立派なドラゴンが泳いでいます。
箱に入っていたクッション材を活用されたとか・・・
なるほどな~
いつも感心させられる私です。
ところで、トラの横にドラゴン?!
そうここはドラゴンズの本拠地です。
(^^)しながら、心の中で応援するのが得策。
100歳の誕生日をお迎えになられた
入居者の方のその貴重な瞬間を
一緒に迎えさせて頂けた
幸せなホームがあります。
超高齢社会と言えども、
一言でいえるほど
簡単に迎えられるものではありません。
100年という歴史が微笑み
かけてくださっています。
「ゆっくりするのが幸せ」
「甘いものを食べるのが幸せ」
「こうして毎日を過ごせることが幸せ」・・・と。
このお言葉に
ホームの向かうべき答えが
あるのではないでしょうか。
平穏に過ぎる毎日毎日の
重さを実感致します。
おめでとうございます。
昨年末に開所前研修で関わらせて頂いた
特定施設とデイサービスへ訪問させて頂きました。
まさに、じっくりと積み重ねていかれる
意欲ある施設です。
遠回りすることなく、
入居者の満足を実感して欲しい、
そんな思いでコンサルに臨みました。
今回は時間の使い方に注目しました。
まだまだ改善の余地があります。
という事はのびしろがあるということ。
思いの強いオーナーや管理者のもと、
今後がとても楽しみです。
活力と笑いを!!
そんな思いのひとコマが、
カジノコーナーから伺えます。
計算して館内通貨を出し入れ・・・・
歓声の続く熱中シーンでした。
「あんな笑顔初めて」
「こっちもうれしくなります」
と職員さん。
すでに大きな一歩を踏み出しています。
あれ!着物姿・・・
「おひとりで着られたんですか?」
入居者の方に思わず声をかけて・・・
そんな驚きもつかの間。
「まぁ~20年もやってないからね~」
と言いながらも踊りが始まりました。
「身体が覚えているとは良く言ったものね」とご本人。
そんな様子をご覧になっていた
別の入居者の方が杖を付きながら
傍に来られたかと思うと
踊りに合わせて唄い出されるではありませんか。
「さんさんしぐれ」・・・「黒田節」・・・・・
「1番しか覚えてない・・」と言われつつ、
再度唄うと今度は2番がスムーズに唄える
「何度か唄うと思い出すものね」と笑顔。
記憶障害があるとは思えない流暢な唄に
拍手喝采。
この日は興奮されてか眠れなかったそうですが、
次の日も踊りと唄のコンビ練習が始まってました。
正月行事の一つでなし団子を作るんです。
なし団子って??
大阪にはありませんか?
「みず木(団子の木)」の枝先の新芽を欠いて、
そこに上新粉で練って丸めただんごを刺し、
他にも鯛、米俵、千両箱・大判小判などを飾り、
家の大黒柱に飾り付け、豊作や家内安全、
一家繁栄、無病息災を祈る行事ですよ。
飾り物や種類はその土地・地方や家庭で異なるみたいです。
飾り終わっただんごは、
油で揚げて砂糖をまぶして食べたり、
水につけてから団子汁にして食べると美味しいんです。
今回は団子の材料が手に入らなくて・・・・
ですから、折り紙で風船を作って飾ります。
だから入居者の方々が、以前から入れ替わり
折ってらっしゃたんだ!と納得。
傍で見させて頂くと、
入居者の方より、
「部屋さ飾るのは、28日か30日だなぁ~」
「ほだなごともしゃねぇのがぁ~」
またまた「なるほど」と思う私でした。
関わらせて頂いている施設の
半年に一度の運営懇談会がやってきました。
年々ご家族の方々からの質問が多くなり、
活発なフロントとのやり取りをして下さいます。
ご理解いただけるような説明、
真摯な対応を十分認めて
下さっているようです。
私からは、
一年経過する委員会活動について
コメントさせて頂きました。
何の為の誰の為の活動なのかを、
理解しながらの活動がベースなだけに、
多忙ながらも確実に結果へ
結びつき始めております。