京都D-schoolの修了 

途中多忙のため、ブログにアップすることが出来ませんでしたが、

本日、7か月間12回のD-schoolが修了致しました。

 

昨年4月、何かが自分に足りないと考えさまざまな本を読む中で、

「デザイン思考」の学習を更に深めてみる事にしました。

枠や方法や現実に翻弄されやすい介護の世界にこそ、

無限の創造力や発想が必要ではないかと思ったのです。

今の介護問題を、可視化できるものだけを基準に試行錯誤しても

決して解決策に行き着くことはないだろうと考えています。

今は、時代の変化についていけていない感のある介護業界ですが、

新たな視点で内部の当事者こそが持つ強みにしていきたいと考えたのです。

 

「茶事と10年後の医療イノベーション」

一見では??ですよね。

私もそうでした。

そしてuser experience そのものを体感させて頂く事になったのです。

日本文化を通じた新たなデザインパラダイム

ビジネス創造ツール、未来の変化の予兆

茶事から見る感性マーケティング

これらをベースに、10年後の医療イノベーションを見つめさせて頂きました。

他にはない、どこでもやっていないこの講座内容を通じて、

自分の価値観が大きく飛躍していると実感しており感謝の一言です。

また最高のチームメンバーという「宝物」まで頂けました。

まさにプライスレスです。

講座終了後も創造するチームとして活動していく事になりました!

皆様、今後ともよろしくお願い申しげます。

弊社の存在意義

急遽依頼を頂きサービス付き高齢者向け住宅の支援がスタートしました。

今一度顧客ニーズに立ち戻りじっくり思考すると見えてくるものがあります。

まさにマーケティングそのものです。

顧客の欲しいものをとことん知った後は、

まだ気づかれてない心の底にある欲しいものに気づいて頂く。

いわゆる価値創造の域に入っていきます。

 

弊社最大の仕事は、事業所自ら自分達に力がある事に気づいて頂く支援です。

人は自らの実力に気がつくと、等身大のパフォーマンスを出す事は可能です。

これはある意味、無理のないナチュラルなアプローチです。

逆に、実力が伴わないレベルには勧めない事もポリシーにしています。

関係者全員が幸せになれるか?が価値基準です。 

謹賀新年&特別養護老人ホーム 開所時研修スタート

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

法人としては2棟目となる特別養護老人ホームの開所時研修がスタートしました。

介護への価値観形成と医療については小職が実施しましたが、

介護の技術や知識については、教育担当者とともに弊社平手が実施します。

2棟目とあって、担当者の工夫があちらこちらに見てとれます。

 

 

70名ほどの同時研修は、そう簡単ではありません。

特に技術研修ともなると、場所と指導者の確保が必要になってきます。

指導者同士の連携力も後の結果に反映してきます。

この沢山の血圧計の山一つみても、団体が感じとれます。

 

集団原理としては、そのままだとお互いへの依存が働いてパフォーマンスが

落ちてしまいます。要するに100人いても100人以下の力しか出ません。

言いかえると、100人以上の力を発揮させるための意識と行動が

計画的になされているか、これこそがマネジメントの一つです。

 

介護のアイディア

入居者のレベルによってはベッド柵に手足をぶつける方がいらっしゃいます。

高齢者は皮膚が弱く内出血ができやすいので要注意です。

施設によってバスタオルや段ボールで衝撃を和らげる工夫をしています。

ここでは、さらに一工夫。

ガス管に巻くスポンジを活用し、クッション性があり握れる優れものです。

なるほど・・・

見た目も自然でアイディアだと思います。

 

第8回 D-School

本日は、「茶事から見る感性マーケティング」で小阪裕司先生のお話を伺いました。

ワクワクマーケティングで有名な先生でとても楽しみにしておりました。

やはり通常のマーケティング視点とは、違った角度での進行に時の経つのを忘れ、

すでに私の感性が刺激を受け、是非取り組んでみたいと感じた1日でした。

先生いわく、マーケティングとは「人の心をつかんで動かすプロセス」であり、

茶事に秘められた「対する人へのもてなしの心」と通じているのだということでした。