老人ホーム 運営懇談会の参加

週末、コンサルティングで関わりのある老人ホームの運営懇談会に参加しました。

3分の1のご家族が参加され、報告についての質問・意見がいくつか出されました。
中でも印象に残ったのは、「家族ができる施設への協力はありませんか?」とお尋ね頂いた点です。

誰にとっても100%満足できる施設の存在は不可能でも、少しでも100%に近づける努力を心し頑張っている管理者側や私にとって、とても心強いお言葉でした。

「できる事は私たちもやりましょう」とおっしゃって下さったお気持ちに感謝します。

前回のコメントにも書かせて戴きましたが、施設の成長の秘訣は、「運営側、家族側双方の協力」にあると思っております。

施設はホテルとは違い、一時的におもてなしを受ける場所ではありません。
入居されている方の生活を一緒に作り上げていく場所です。
もちろん主役は入居者の皆様。
そして、可能な限り生活背景を理解し取り入れようとする施設側と、その生活が成功するよう入居者の精神面でのフォローや時に施設側の不足を補う家族側の関わりとのバランスです。

年を重ねるごとに深まる家族とのコミュニケーションを大切にしたいと思います。

最後に現在教育に力をいれているレベルや職員の心を育てる・育っているエピソードをお話させていただきました。

別件で、本日有料老人ホームへ訪問してきます。
今回は逆の立場として、個人のクライアントサイドからの施設への関わりです。
次回の運営懇談会には家族側から参加させて頂こうと思います。
もちろんクライアントにとってプラスになるだろう施設への協力は積極的に行っていこうと思っております。