令和4年 謹賀新年

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

コンサルティングの依頼を受ける際の原点は、とにかく相手の話をじっくりと伺い、どこに課題を感じていらっしゃるのかを共有する作業から始まります。

これができます、あれができますではなく「真に何を望んでいらっしゃるか?」に焦点を当てる時間がとても大切だと痛感いたします。

今年は介護事業所であれ、コラボ先の企業であれ、個人対象であっても、まずは関わらせていただくまでの対話を重要視していきたと思います。

ウェルスセミナー実施

積水ホームテクノ株式会社主催のウェルスセミナーを実施させていただきます。11月26日(金)13:30~15:15
12月14日(火)13:30~15:15

第八期の報酬改定項目の中でも、入居者や利用者にとっての「日常の過ごし方」に関連する項目に注目しお話させていただきます。

LIFE、科学的介護、エビデンス等が注目されるからこそ、忘れてはならない部分があるのではないかと思います。介護事業所は何を売っているのでしょうか?

私なりに大切な点がお伝えできたらと思います。

一番早い!!

経験には勝てない

コンサル先の一風景。
施設の畑に出来た枝豆を皆さんで仕分けしております。
こんなに沢山の枝豆ですが、あっという間に仕分けされていきます。

職員がやるより早い!!
まさに施設のマンパワーといって良いシーンです。
昔撮った杵柄を、どう活用させていただくか、このアプローチは共に元気になれる方法です。
湯掻き立て、本当に美味しかったです。

外国人職員 歓迎会

絆を育む第一歩

1年前から計画を立て、この度ミャンマーからお二人の職員を迎えました。

日本語力N3,N4のお二人、現場では一生懸命に状況を記憶し、憶することなく、プリセプターに質問してくれます。

彼らの一生懸命さが通じるのでしょう、逆に日本人のスタッフが触発されて、新鮮な行動や会話を新たに誘います。

本日は、施設全体でお二人を迎えた観劇会を催しました。

理事長の心温まる挨拶、そんな姿勢が職員にも伝わり、和やかにそしてホットに会が進みます。

施設からは2004年以来受け継がれてきた職員による和太鼓倶楽部が披露され、歓迎されるお二人も民族衣装を着て母国の歌と日本の歌を聞かせてくれました。

何とも温かい気持ちで、絆がスタートしたのです。

研究会や大会へ取り組む意味

参加する本質を考える

この度は、関係施設が西日本の招待施設として第19回東日本事例発表研修会に参加させて頂く機会を頂きました。

毎年多くの事業所が、各種団体の研究発表会や〇〇大会に参加し、自分達の「学び」を高め、協業という「モチベーション」を維持しようと頑張っています。弊社関係先のいくつかの事業所の皆さんも挑戦し続けられています。

ふと、私が社会福祉法人のゼネラルマネジャー時代に、全国老人福祉施設協議会主催の老人福祉施設実践研究会において、奨励賞優秀賞を頂き職員の皆さんと大喜びをした事を思い出しました。そして改めて「何のために」参加したのかを自分に説いてみました。

正直一つのものを形にして世に出すまでには、多大な努力と時間を要します。現場のスタッフが全員同じ気持ちでチャレンジし、調査や研究などに参加してくれているばかりとは限りません。日々のケアを滞りなく進める事が大切な中においての参加です。少しずつ仲間を集め、強制というよりはボトムアップのアプローチが重要です。決して参加ありきではなく、参加する本質がそこに見出せた時に参加するからこそ、真の意味においても施設の財産となりえるのでしょう。そこには「賞」を取る事が目的では無かったなと、あらためて思い起こしていました。

今回この施設の素晴らしいところは、最初から職員全員を巻き込む視点を何より重要視しているところです。大会前に職員にどのような発表をするのかを見てもらい、忌憚ない質問を集め、再度それに応えられるように運営を工夫し、再度発表を繰り返す。さらに大会で発表後に大会の様子を皆さんに披露し全員の協力に感謝の意を表明し、次の6か月に向けて気持ちが一つになるよう定時定点での礼を尽くします。

まさに最も重要なことは、「○○なサービスを実現したい」!という衝動から始まっていることです。
そのため全員で一つの取り組みを行い、時に迷走しそうになっても互いで分かり易い目標を「合言葉」に励まし合う、そこに当事者である自分達が存在するのです。ここに「あなた」がいるのですよと互いに認め合う。その手段の一つとして、共通行動がとりやすい研究会や○○大会への参加があるのだという事を忘れてはならないなと思います。

かつてのピュアな気持ちで取り組んでいた頃を思い出させてくれた「感謝」の出来事でした。

お!号外「令和」

デイサービスのホワイトボードには、話題の号外が貼られています。
利用者の皆さんは、尊敬を持って受け入れたいとのことです。

忘年会

だんだん人数が増えています

法人で今年開所した2棟目の施設は、忘年会の人数も3倍です。

会場の関係で1棟目と2棟目の合同忘年会が出来なかったのが残念ですが、内容は大盛り上がりでした。

嘱託医と看護師、薬局の方など、事業に関係するあらゆる機関の方に声をかけられています。

忘年会にどんな意味を持たせるべきかを良くご存じの法人です。

クリスマス

クリスマス

今年たった施設では、エントランスから中庭に繋がる広々としたホールがあります。

高い天井に合わせた、大きな大きなツリーがお目見えです。

見かけは寒そう~、中は暖房が利いていて暖かです。


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忘年会

関係性はゆっくりとそして確実に

コンサル先のクリニックの忘年会、私にとって参加する事にはとても意味があります。

理由は、私自身がコンサルタントでありながら当事者としての関わりを意識しているからです。

毎日毎日課題が尽きる事はありません。

議論を重ねる場面もあれば、このように団らんの中に新たな仲間の表情に出会う一場面がより仕事を促進していくのです。

来年も頑張りましょう!

AI、センサー、IOTそれともロボット

ペッパー君

訪問先の老人ホームでペッパー君に出会いました。
最近老人ホームでも見かける率が高くなっています。

11/26に行われた経済財政諮問会議、未来投資会議、まち・ひと・しごと創生会議、規制改革推進会議合同会議の資料の抜粋

少子高齢化の進行、人手不足の高まりの中で、労働生産性や付加価値の向上を通じて、潜在成長率を引き上げ、経済成長の壁を打ち破る必要がある。
このため、一人ひとりが生み出す付加価値を引き上げていく観点から、AI(人間で言えば脳に相当)、センサー(人間の目に相当)、IoT(人間の神経系に相当)、ロボット(人間の筋肉に相当)といった第4次産業革命による技術革新について中小企業を含む広範な生産現場への浸透を図るなど企業の前向きな設備投資を引き出す取組が必要である。

さてこれから、ペッパー君はどのように進化して、役立ってくれるのでしょうか。
楽しみです。