実地指導のシュミレーション

今回は、コラボレーション先の

介護事業所(居宅介護支援事業所と訪問介護)

を通じて模擬実地指導を受けさせていただきました。

普段行なっている作業を点検していただく・・・

そんな気持ちで臨みました。

居宅介護支援事業所では、

沢山の細かい指摘を頂きながら、

なるほどなるほど・・・と納得の3時間でした。

やっているようで、抜けているのが現実です。

「ちゃんとやられているのにもったいない」

と言われながら、

整理の仕方まで教えて頂きました。

次に訪問介護では、

「書類はほぼ揃っていますね」とのお言葉(^^)

その為、訪問記録の内容と実際の計画などの

整合性を確認するのに時間をかけられていました。

もちろんここでも指摘事項はポロポロと。

最終的にこちらからの質問で、

解釈が難しい内容については

自治体に確認して頂くことで終了です。

本来書類作成とは、

実地指導の為ではなく、

介護を円滑に行なう為

”業務に役立つ書類”

でなければいけないはずです。

次の人が読んで活用してもらえるよう

な記録の内容をタイムリーに記入することが

大原則です。

心したいと思います。

e‐ラーニングの録音

何度となく録音作業を行っていますが、

声の調子は昨日と今日とでも違うそうです。

一部の内容を更新する場合は、

音の切り貼りが必要です。

繋いだ音を聞いてみると

なるほど・・・・


仕組みが理解できました。

前日はおとなしく過ごそうと

自覚致しました。

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訪問介護に入り

入浴の一連動作は声かけから始まります。

在宅訪問をイメージしながら

提供時間内に終了しなければなりません。

個々に合わせた入浴準備、

声をかけるタイミングによっては

お手洗いに寄ってからのスタートです。

熱いお湯を希望される方、

ご機嫌が良い方、悪い方、

衣類にこだわりのある方など

最初の声かけは大切な情報収集です。

その日の気分によっては返ってくる答えも違ってきます。

受け取った情報をもとに、

臨機応変に準備しながら満足感に近づけていく

マニュアルには書かれていない内容です。

時間内で安全かつ快適に終了する・・・・

バランスを欠くとどれかに偏りが生じます。

先読み能力のいるお仕事です。


個人宅へ訪問

数ヶ月に一度

遠距離のお子様よりご依頼を受けて

親御様の様子確認に訪問しています。

「明けましておめでとうございます」

の挨拶から始まりお迎え下さいました。

玄関のしめ縄

リビングの正月の花

床の間の飾り

おせち料理

例年と変わりない

お正月の迎え方が可能だという事は

気力も体力も健在だという裏づけです。

「それはそれは忙しかったわよ」

「昔人間だからやならいと気が済まないの」とご本人。

確かにこれだけの段取りを

お一人でなさるとは立派。

昔も今も変わらない大切な習慣を

繰り返すという事は、

人生を振り返り、将来に向けての

自分を実感するのだとか。

老人ホームなどにおいても

季節行事を重んじる意味づけの一つです。

初訪問は銀世界

大阪では雪の気配もなく

「今年の始まり」と気合を入れて

JRで2時間・・・・

同じ関西県内でもこうも違うとは。

山形ではそれなりのスタイルで

訪問していたのですが

ノーマルのまんま。

まさか・・・・こんな事になろうとは

足元はザクザク雪だらけ。

除雪車をよけながら何とか到着。

益々気合が入りました。

季節の変化に合わせて

地域の特徴を見つめ直します。

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施設の忘年会

この施設においては

5回目の忘年会でしょうか。

組織の大切さを理解されているからこそ

イベント一つひとつを大切に

されている施設です。

人は家庭、学校、社会と

大小さまざまな集団に所属して生きています。

支え支えられ・・・・

一人ではないからこそ

頑張りが続くんだと思います。

この施設では、

委託されている

清掃や厨房業者の方にも

参加して頂いています。

組織だからこそ

限りない力が発揮できる!

その意味を理解されているからこそ、

”一緒に頑張りましょう”と

職員にも業者にも

力を借りる大切さ、

そのメッセージを

送り続けている施設です。

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保育園との交流

近隣の保育園から25名の

かわいい仲間が訪問して下さり、

心に残るクリスマスイベントを

提供してくれました。

合唱・演技(かえるのレストラン)・入居者とのお歌

さらには手渡しのプレゼントまで。

普段無表情な入居者の方も

ペアとなった園児から目の前で

太陽のような笑顔を

浴びると自然に口ずさみ、手や指で

リズムをとられます。

沢山の園児と握手を交わしながら

まるで成長を見守るように

目を細め喜ばれている入居者の方々。

世代交流は生活の一部でもあり

感情にダイレクトに働く人間交流です。

施設の理解が大きく影響します。

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ご連絡ありがとうございます

「お久しぶりです」

と懐かしい声で電話を下さったのは

コンサルティングで関わらせて頂いた

老人ホームの職員の方です。

「満床になりました」と

達成感の第一声です。

思わず「おめでとう、頑張ったね」と

いいながら

嬉しさと同時に元気が

もらえた連絡でした。

2日前に担当の設計士の方から

オーナーより大盛況のお礼の電話が

入り、くれぐれもよろしくとの

メッセージを頂いたところでした。

進んでいく道、伝える内容に

間違いが無かった事を

実感させられます。

当初、開設許可を申請中、

地元自治体からは「金額が高いのでは?」と

懸念される指導を頂きました。

ましてや疑問符がついた特別室・・・・

そんな心配をよそに、

ご入居者からはご支持をいただけたようです。

理念にそって向かい続ける

そんな姿勢をご理解下さったのだと思います。

東北、中部、関西の三社による

共有達成感です。

またご縁があれば・・・

生み出していきましょう。

医療法人の忘年会

顧問先の忘年会へ参加させて頂きました。

生バンドに出し物や仮装といった

力の入った忘年会です。

どうせやるなら

「徹底的に楽しみ、楽しんでもらう」

がモットーのオーナーです。

仕事もプライベートも

充実した考えの組織です。

忙しい中、時間を作っては

練習されていた

皆さんの様子が目に浮かびます。

かつて施設運営を任されていた頃を

思い出しました。

大掛かりな出し物、仮装、ゲームと

まるで文化祭のような忘年会でしたが、

予算以外、全く指示を求められた

記憶がありません。


そんな職員のバイタリティーは

仕事にもつながっていて、

半年に1事業所を開設するペースが

乗り越えられたんだと思います。

仕事が出来るという事は

Offも半端じゃないという事なのでしょう(^^)

老人ホームの運営懇談会

サービスをきっちりと見守られる

ご家族が多い運営懇談会では活気があり、

忌憚のない意見や質問が交わされます。

介護保険が今後向かっていく方向性のご質問

配布資料内に掲載している表解釈の質問が続く中、

とあるご家族も挙手をされました。

マイクをお渡しすると、

「ホームに感謝しております」と第一声。


入居4年間の機能訓練の効果、

職員の応援と粘り強さ、

本人の失っていた自信の回復、

不可能だと思っていた自力での外出、

その結果・・・

諦めていた本屋での買い物が実現しましたと。

まさにこのホームでは、

このような小さなドラマがコンスタントに

繰り広げられる土俵があります。

その要因は?

個人に合わせて考える介護、

向き合う介護の必要を認識し、

惜しみなく努力する

そんな社風の強みからくるものです。