初めての申し送り

6月下旬にご縁を頂いてから1ヶ月半が経過した施設です。

8月からは私が提案させて頂いた新体制がスタート。

そして本日から朝礼、夕礼も開始しました。

全体申し送りの目的は、

他職種間、フロア間、同一敷地内にある2事業所間での

協力体制を強化するばかりでなく、

施設で起こっているすべての事柄が”自分のこと”だと

感じてもらう責任感を全員に持ってもらうためです。

フロア職員同士の申し送りは書面で!

全体申し送りはポイントを押さえて簡潔に!

これからしばらくの課題です。

交流分析セミナー 第3回

今回のテーマは

コミュニケーション・ルール やりとり分析です。

人と人との間で交わされるやりとりには

自然に起こりやすい対人反応、パターンがあるそうです。

自分のやりとりの傾向を把握し、

対人関係を築くのに役立つことが多い内容です。

人が持っている3つの自我要素

P=Parent   A=Adult      C=Child

自分がどの要素で発信し、

相手がどの要素で反応しているのか

ヴェクトルの方向とその意味を分析していきます。

これら交流には3つの形があるそうです。

①相補的交流

交流が相補であるかぎりコミュニケーションは

続く可能性がある。

C→P「お腹すいたよ」
P→C「はいはい、すぐ作るわね」

②交差的交流

期待と違う反応は、その話題についての会話が

中断する可能性がある。

A→A「リスク回避に必要なルールとして取り組みましょう」
C→P「そんなことしなくても間違わないのに」

③裏面的交流

会話と違う隠された真理的メッセージがあり、

そこに注意を払わないと、その人の真意を理解する

ことはできない。

表面
C→C「とても素敵な彼ね」 
C→C「ありがとう」

裏面
A→C「いいかげんそうだけどどこがいいのかしら」

講座の後半は自分と他者とがどのような関わり方を

しているのかを理解した上でのグループディスカッション

でした。

部下として業務報告すると常に批判的な内容で

返してくる上司がいる。

仕事で注意をすると、反発してくる部下が多い。

などなど。

その場その場に応じた返し方をどうすべきかなど、

意識的にコントロールする必要性について確認し合いました。

自分はというと職業柄、

無意識のうちに、相手の反応を予測しつつ

話を進めていることに気がつきました。