鳥取の見守り協定

行方不明の高齢者が

全国のあちらこちらで続出のニュース。

自治会活動が活発で

近所付合いが当たり前の

環境に住んでいる私にとって

ショックで愕然とした結果でした。

あったはずの

近所付合がおざなりとなり

あっさり付き合うのが

お互いの為と言わんばかりの

現在の落とし穴です。

そんな中、鳥取の見守り協定のお話し。

行方不明者ゼロの地域!

生協、牛乳配達、理美容、新聞配達、ヤクルト

皆さんがそれぞれに

少しづつ気にかけるだけで

大きな地域の力となるわけです。

私も個人顧客の方については・・・・

同じような体制を作り協力を頂きました。

ヘルパーやケアマネジャー以外に

新聞とヤクルトの方々には

前日の分が残っていたら

連絡の協力をお願いしており

一度電話を頂いたことがあります。

すぐに対応し

ホッとすると同時に

うれしかった事を思い出します。

色々な方々に支えられている実感です。

ネット教材の録音

本日はネット配信による

介護技術教材の録音日です。

録音担当の方に言わせると

準備の度合いが声の調整に現れるとのこと(^^;)

先日ご協力いただいた

実践モデルのお二人が

とても良いお仕事をして下さったので

それに応えるように

頑張りました!

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やりがいが喜びに

オーストラリア福祉の視点

「老いるとは楽しむこと、耐えることではない」
~Aged Care 省:ブロンウイン・ビショップ大臣~

この言葉と出会いそして学び・・・・

今ではダイバージョナルセラピーワーカーの視点でも

施設のコンサルティングを展開しています。

ご本人がやりたい事こそ

楽しみにつながります!

そのやりたい事が

人に役立ち喜ばれたなら

さらなるやる気につながります!

楽しみに目的が加われば

達成感とともにやりがいが返ってきます。

是非とも

ご自分が必要とされている実感を

感じ取って頂きたいものです。

そんなワクワクする仕掛けを

次々に企画し

沢山の施設に呼びかけ

活動を展開している

知人との出会もあって

今回は広島への鶴の奉納企画に

参加させて頂きました。

鶴と言えば、

一番初めに思い浮かんだのが

入居者の高橋さんです。

鶴折りを趣味とされ

毎日毎日取り組まれています。

ご家族も定期的に折り紙を

購入し持参されます。

職員も作成した鶴を

演出してあげたくて

扇にデコレーションし壁掛けにしたり、

鶴のクリスマウスツリーを作成したりと・・・。

今回は

そんなご本人とご家族に

「広島へ鶴を届けませんか?」

と声をかけをさせて頂きました。

実際に奉納した写真をご覧になり、

それはそれは喜ばれたとの事です。

「次の企画もあるんですか?」とご家族。

「また頑張らなくっちゃ!」とご本人。

一番大変な部分で企画し実行する人がいてくれて、

情報を流す私がいて、

すばらしい事だと喜び

段取りをして下さる施設職員の方々がいて、

頑張って下さるご本人やご家族が

一つになっての実現です。

この価値を共有できる

仲間に感謝致します。

「はい、次の企画もあるそうです」

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ホームの夏祭り

  毎年パワーアップする夏祭り。

作成したマニュアルを見ただけで分かります。

数年前と枚数が違い

読めばすべての動きが分かる出来栄えです。

もちろん前回の注意点も盛り込まれています。

1部:フラダンスと花笠踊り

   花笠踊りは山形出身の

   委託業者の職員の方が先生です。

   多忙な時間を工面して職員へご指導下さいました。

   笠はデイサービスご利用者の手作りです。

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2部:移動屋台

   各フロアへ巡廻しながら夏祭りを楽しんでいただきます。

   まずは身内でしっかりと楽しみます。

   おみこしを担ぎワッセワッセ。

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3部:夜の部

   地域住民も参加する本格盆踊り

   参加者はなんと230人。

   老若男女とわず

   次々と訪問下さいました。

   わたがし、カキ氷、マフィン、ドリンク

   スーパーボール、ヨーヨー

   さらなるお楽しみは大抽選会。

   恒例の子供太鼓が活気づけてくれます。

   地域の方々については

   日ごろの感謝の気持ちを届けたい

   そんな企画のねらいがあります。

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       そして最後の決めとなる盆踊り!

   毎年お願いしているご婦人方々が

   テンポよく踊り始めます。

   近隣住民の方々が・・・

   職員の方々が・・・・

   入居者の方々が・・・・

   踊りが始まると

   血が騒ぐ!!

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本格的な草履を作る利用者さんより子供達へ草履のプレゼント!

5足の草履に30人のお子様達。

ジャンケンポン・・・シンデレラガールが選出されます(^^)

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    数ヶ月前からの地道な準備から

    終了後の後片付けに至るまで

    テキパキとこなせる

    職員が全員であった事に

    大きな成長を感じました。

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個人顧客への訪問

今回は海外赴任中の息子様

からのご依頼で

大阪在住のお母様宅へ訪問させていただきました。

離れているからこそ

お互いを気遣うお気持ちは

より一層強くなります。

気にはなっていても

なかなか対応する術がないからこそ。

「そんな橋渡し」が

私の大切な役割となります。

報告する内容、添付する資料にも

工夫を加えます。

現在使われているサービスへの

客観的判断も加えつつ、

普段のご様子を中心に

報告させていただきました。

やり取りを通じて

ご家族の強い絆を感じます。

継続訪問のご希望で

またご縁を頂きました。

クリニックのコンサルタント

今回は健康診断事業のサポートです。

前回同様、内容を掘り下げ、

強みと売りを明確した上でのスタートとなります。

医療事業運営の特徴(難しさ)は、

専門職集団である事です。

医師、看護師、放射線技師、検査技師、栄養士

理学療法士、トレーナーetc

そんな医師を含めた専門職集団を円滑にまとめていく

総括者が必要となってきます。

要するに実質のトップです。

それは看護師かもしれません。

検査技師かもしれません。

事務員かもしれません。

そう、資格や経験より大切な”総括できる要素”

を兼ね備えている人です。

人の気持ちを掌握する力が必要です。

忍耐力と包容力が必要です。

目標に向かって牽引する強い意志が必要です。

周りが認めてくれる総括者になれるよう、

しっかりとサポートさせていただきます。

長崎・離島に訪れて

以前から長崎の在宅医療に携わる

知人の医師から話は聞いていました。

「長崎はね

坂が多いから

退院の話を出す時には

周辺の生活環境も検討要素なんだよ」と。

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今回はそんな知人に

普段の訪問コースを案内してもらいました。

確かに坂、坂、坂。

車で玄関横まで行けず、

広場で駐車して

徒歩で訪問するとは

聞いていましたが

現在の炎天下では

なお大変です。

デイサービスの送迎のシーンです。

やはり広場に車を駐車します。

社内にもう一人の職員と利用者を残し、

デイサービスの職員と利用者が

自宅へ向かい歩き始めます。

職員がしっかりと寄り添い、

杖を使った利用者の方が、

一生懸命に歩いて行かれます。

下って、登って、曲がって、また登って・・・

後半は一つの階段にも足を上げるのに

一苦労です。

寄り添う職員はせかすでもなく

声をかけ励ましながら・・・・

時間にしたら13分でしょうか。

送迎ですから、

当然

朝と夕方の2セットです。

山形の雪にしても

長崎の坂にしても

皆さん、その地域の事情に合わせ

頑張っていらっしゃいます。


”最初から出来ないです、無理です”

ではなく、

”出来るにはどうしたらいいか”

この精神を改めて振り返る良い

機会だったと思いました。

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離島の病院にも船に乗って

定期的に医師が出向くそうです。

誰かが誰かを支えて支えられて。

船に乗り、

離れていく陸を眺めながら

感慨深いものがありました。

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