おもてなしの形

山形ー大阪間はCRJ-200という

小さめの飛行機が活躍しています。

通常飛行機の座席は通路側を指定する私。

何か作業をする場合に便利だからです。

例にもれず、行きの機内でも資料確認に没頭。

そして大阪行きの最終便での出来事。

キャンディーをくばりに客室乗務員の方がこられました。

私がふと目に付いたのは、飛行機のポストカードです。

なにげに手に取り、少しだけ飛行機について会話。

「飛行機はお好きなんですか?」の一言に、

はっと我に返ったのでした。

そうです!

私は海外の一人旅と同じくらい飛行機が

好きなんです。

かつては「リーズナブル旅行」が定番の私。

乗り継ぎ時間が半日あっても、

まったく苦にならなかったのです。

飛行機の離発着を見ているだけで

ワクワクしていたものです。

すっかりそんな自分を忘れていました。

「この飛行機の特徴は高度が低いので、

飛行機から景色が楽しめますよ」

さりげなく通過時間を書いたマップを

持ってきてくださいました。

良く見ると懐かしい諏訪湖や知多半島が見えるとのこと。

またさらに、飛行機を降りる時には、

ポストカードとメッセージをくださり、

「次回は是非お昼間にお楽しみください」と一言。

短時間のフライトの中、

メッセージには詳しく書かれていました。

飲み物サービスではなく、

心に届けて下さった”おもてなし”でした。

Jal

住民の方向け セミナー実施 (第1回)

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「3月なのに冬に逆戻りですよ」とおっしゃる運転手さん。

山形空港から北へ30分も上ると、あたり一面雪景色。

突然吹雪いたりと予想の付かないお天気でした。

今回のセミナーは、

どのように使いこなす「福祉サービス」~知る・選ぶ・使う意義とは~

というタイトルで、一般住民の方にお話させて頂きました。

福祉サービスを使う前に、まず考えて欲しい事があります。

それは自分を知っていただく事!

今回は様々な角度からお話をすすめていきながら、

考えて聴くセミナーを実施致しました。

皆さんとても熱心に聴き入ってくださりありがとうございました。

アンケートでは、

「次のセミナーも楽しみにしている」

「自分の生き方を改めて考えてみます」

というお声など全員の反応が良好とのことでした。

長野県の施設に赴任した時に痛い思いをして学んだ

”住民の方の求めている世界”を

知る大切さを再確認でき

当時の経験の貴重さを実感した次第です。

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また、とんだハプニングも(**)・・・・

午前のセミナーを終えて喫茶店で昼食をとり、

トイレに寄ってから会場に戻りました。

40分ほどパソコンをセットするなど

のんびりと時間を過ごしておりました。

あれ~

何かがおかしいな~

化粧ポーチを収める場所がないな~

収める場所がない??

えっ!カバン無いじゃん・・・

一瞬にして青くなり、

いきなり関西弁「カバン無いわ」

同時に、関係者の方の問いかけにも答えず

喫茶店に猛ダッシュ。

喫茶店に無い事を知り、

さらに青くなる・・・

そうなんです・・

トイレのベビーベットの上に置いたのを思いだしたのです。

関係者の方も追っかけてこられ、

「大丈夫ですか?」と声をかけて下さり、

「トイレやトイレに忘れてるわ」と大慌て。

神様~仏様~山形様!!

そう、ここは大阪ではありません。

唯一の望みは山形の方の人柄を信じようと、

祈るようにトイレへ駆け込むと・・・

ありました!!!!

カバンもサイフもすべてそのまま置かれてました。

信じられない驚きとうれしさで、

振るえがくるほどホッとして脱力感。

昼食時に、「関西弁は出ませんね」と言われ、

「はい」とおとなしく、冷静なイメージを保っていた

のもつかの間・・・・

慌てんぼうのオッチョコチョイがバレてしまいました。

まあ、これからは素のままで(^^)。

そして

長野に引き続き、

山形が大好きになった私でした。


産業カウンセラーを通して

昨日産業カウンセラーの合格通知が届いてました。

保健師の頃は、心理相談業務と称して

一般企業の社員の方々のお話を伺っていました。

うつ傾向の方から健康管理で悩んでいらっしゃる方まで、

様々な方と接する時間がありました。

そして現在は、コンサルタントとして施設職員の方々と

接する機会が多々あります。

ケースによっては、コンサルティングではなく、

カウンセリングを必要とする場面が多い事を

実感してます。

今回の試験は自分の中のブラッシュアップです。

これからも、

私の特徴でもある、

カウンセリングを取り入れたコンサルティング

を提供していきたいと思います。