バリアフリー2008

毎年大阪で開催されているバリアフリー展に行ってきました。

大手も含め大多数の企業が出展するとあって、この日ばかりは情報の宝庫となります。
私も情報収集日と決め丸一日歩きまわりました。

普段はパンフレットやインターネットで見聞きしているものが、ここでは実際に体験できるというメリットがあります。
振れてみて、使ってみて、感じてみて。

簡単な介助により車椅子が階段昇降する実体験をしてきました。
見ているだけだと「ちょっと怖そう」というのが正直な感想です。
でも実際に体験してみると「便利!」に変わり、相談を受けた際も自信を持って「あなたの行動範囲なら便利ですよ」と力強く言える材料となるわけです。

相談を受けてつくづく思う事は、情報は浅くていいから広く持っている事に活用メリットがあります。
2案3案への発展の架け橋になり、使えそうな情報はそこから掘り下げていけばよいからです。

他にも二つの講演会に参加してきました。
現在興味のある内容とあってそれらの動向を知る事ができました。

「総量規制と高専賃」
講師:株式会社 タムラプランニング&オペレーテイング 代表取締役 田村 明孝氏

「介護と医療の連携をすすめるために」
講師:大阪市立大学大学院 教授 白澤政和氏、医療法人社団博腎会 野中医院 院長 野中 博氏

下記はボランテイア団体が作成された片手で使える便利グッズの一部です。

片手で使えるラップカッター
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片手で使える菜箸
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片手で使える急須注ぎ
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片手で使える包丁
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片手で使えるオープナー
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片手で洗える食器洗浄器具
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これは移動介助の際に腰に安定感を持たせて安全・安楽に立位を促す道具の一つです。
思いあたる場面があり購入したので使ってみようと思います。

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